2008年夏 合格への軌跡  合格体験談 

 

1 東京都庁合格!   文学部出身 3年の秋からのスタート (F.Kさん)

 

・公務員志望動機・勉強開始から合格までの勉強スケジュール
大学2年生の夏休みに2週間、文部科学省のインターンシップに就業したときから、公務員への興味はありました。しかし、大学のサークルに幹部としてかなり活動的に参加していたことやマスコミへの興味もあったことから、なかなか公務員へ向けての勉強を始める気にはなれませんでした。
大学3年生の夏休み、民間企業の就職活動を始めて、果たして自分のやりたいことはこれなのか? 自分の性格は民間企業に向いているのか? と悩みました。両親からのアドバイスや自分で考えた結果、公務員試験への勉強を始めることにしました。漠然とですが、「まちづくり」に関わりたいという思いが一番の公務員志望動機だと思います。公務員を目指すきっかけを作ってくれた両親には感謝しています。
公務員試験に向けての勉強を開始してからのスケジュールは以下の通りです。
10月 喜治塾に通い始め、公務員試験の勉強を始める
しかし大学の文化祭が11月初めに迫っていたことと、
大学の授業が夜に集中していたことからビデオフォローが中心となる。
11月 大学の文化祭も終わり、サークルの幹部の活動もひと段落つき、
10月よりは公務員試験の勉強に集中できるようになる。
12月 大学の授業もひと段落し、ライブ出席も多くなり、
いままで復習できなかった部分を中心に復習し始める。
1月  大学のテスト期間だが、授業数が少なかったため、かなり本腰を入れ始める。
やはり民法や経済の復習が中心だった。
2月  大学の授業もひと段落し、毎日のように塾に来る。
だが、同時に塾の授業も増え、かなり辛くなってくる。
ちなみに民間企業の就職活動もしていたので、この2月と3月が一番辛かった。
民間企業に対する就職活動は、公務員試験がダメだったときの保険でやった。
しかし、いま考えるとかなり時間が取られたため、もっと絞るべきだった。
民間企業の就職試験を受けるひとは両立を考えながら、
そして自分は何を本当にやりたいのか、を考えて行った方がいい。
4月  公務員試験があと1ヶ月と迫り、精神的に一番きつかった。
都庁の過去問を用いて、週1回自分で模擬試験をしていた。
5月  GWから国Tの試験が始まり、毎週のように何かしらの試験を受けていた。
都庁の前、1週間は全科目を平均的にやるようにした。
平日は各試験に向けての勉強という感じだった。
また都庁が終わったあとから国Uに向けて
「スーパー過去問ゼミ2」(民法・行政法・政治学・行政学・社会学)を解いた。
6月  5月に引き続き毎週末、試験を受けていた。
5月のときの同じように平日は各試験に向けての勉強だった。
6月後半から面接が始まり、面接に向けて面接ノートを作った。
面接ノートの内容は主に自己PRと志望動機である。結局ノート1冊分となった。

7月  国立大学法人から初めての内々定をいただく。
筆記試験の勉強への時間はほとんどなくなる。むしろ面接対策が増える。
正直、志望動機を考えるのは相当辛かった。
下旬には国Uの官庁訪問にて、国土交通省から内々定をもらう。
8月  とうとう都庁から最終合格をもらう。
以上で私の公務員試験は終了である。
5月から7月中旬までの週末はほとんど何かしらの試験を受けていました。他の人に比べて、かなり多かったようです。試験がないと気が抜けてしまうのではないか、という思いからたくさん受けていました。結果的に国T以外は1次試験に全て合格したのですが、いま考えるとちょっと多く受けすぎたかな、と思っています。

・塾選びのポイント・勉強法(各教科ごと)
喜治塾以外にも大手の予備校を回りました。結果的に喜治塾を選んだのは、面倒見のよさを感じたからです。喜治塾に行ったときに、時間外なのに塾長が丁寧に対応してくださったことは大変印象に残ったと同時に好感を持ちました。その面倒見のよさをポイントにした理由は大学受験の経験です。実は高校2年生まで大手予備校に通ったが成績が伸びず、3年生から「面倒見のよさ」を売りにしている塾に変わった経験があります。誰かにお尻を叩かれないと勉強できない人こそ、喜治塾が適していると思います。みんなから見られているという意識ができます。
勉強法としては、とにかく問題を解きまくりました。塾で渡された問題プリントを全科目5回ぐらい解いたと思います。それでも伸びなかった科目がありました。例えば民法や行政法です。先生方に相談したところ、何度もテキストを読むことが必要だというお話でしたので、何度も繰り返し読みました。その結果、解ける問題が増えたと思います。また市販の問題集がほとんど使っていません。正直、10月から始めた者には市販の問題集をやる余裕がまったくありませんでした。「スーパー過去問ゼミ2」を使い始めたのも都庁よりあとの国Uに向けてのみです。それで十分だったと思います。塾のテキストをじっくり復習することが肝心だと思っています。

 

・モチベーションの維持・今の気持ちと後輩へのメッセージ
正直、だらける暇もない1年間だったと思います。次から次へと新しい科目が増えていったので、圧倒されていました。また4月から始めたひとたちに追いつくので必死でした。唯一やったモチベーション維持はとにかく公務員になった自分を想像することだと思います。未来の自分を想像するということはモチベーション維持の一番よい方法だと思います。
いま現在の心境はあっという間の1年間だったと思います。「楽しい1年間」とは決して思わないですが、思ったより「辛い1年間」ではなかったかなと思っています。特に秋から始める方は、大変でびっくりすることばかりだとは思いますが、秋から始めたから必ず不利ということではありません。10月から始めても都庁に合格することはできます。一つひとつに一生懸命取り組んでいくことが合格への秘訣だと思います。思うように成績が伸びないこともありますが、未来の自分に向かってあきらめずに頑張って下さい。

 

 

 

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